開成町と秦野市の古民家を見学!研究?
◆GWに古民家見学!
GWに時間をつくり、市内の古民家と近隣(開成町)の古民家を観に行きました。
秦野市の古民家と言えば『緑水庵(りょくすいあん)』、開成町では『瀬戸屋敷(せとやしき)』です。
秦野市の『緑水庵』は、市内(今泉)に建設された芦川佐吉氏の住宅を蓑毛に移設したもので、標準的な農家の住宅で、環境保全課が所管・管理しています。
一方、開成町の『瀬戸屋敷』は江戸時代、旧金井島村の名主を務めた瀬戸家の住宅として建てられ、開成町へ寄付されたもので、産業振興課が所管しています。また、施設の管理運営(指定管理)は、東京の会社でインフラ保全・運営管理から地域活性化など、幅広い業域の㈱オリエンタルコンダルタンツが運営しています。
民間の力を借りて管理運営を行うということは、自治体として明確な目的や揺るぎない方針などを持っていなければ出来ないことです。
秦野市と開成町の古民家では、歴史や経緯、立地などが異なりますので、安易に比較することはできませんが、秦野市の『緑水庵』にも人々が訪れる場所となって欲しいと個人的に感じました。せめてヒルクライムの自転車が下りに立ち寄る場所でも良いと思います。
ちなみに、いずれも基本的には入場・駐車無料(*1)ですが、本日の来場状況は、『緑水庵』では私だけ、『瀬戸屋敷』では車8台が駐車、自転車(ロードバイク)2台が駐輪していました。その理由は、『瀬戸屋敷』の隣に「紋蔵(もんぞう)」という典型的な農家の家があり、NPOが『瀬戸屋敷』と連携しながら飲食や体験、雑貨の販売などをしていますので、「紋蔵」を訪れている方々が駐車しているのだと思います。
(*1):『瀬戸屋敷』につきましては、イベント時には入場、駐車料金が有料となります。
『緑水庵』につては、入場・駐車は通年で無料ですが、車の駐車は数台で飲食などはありませのので、お気を付け下さい。但しトイレはあります。
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