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会派視察3日目は、八戸市(八戸ポータルミュージアム)

◇起業家を育てるインキュベーション機能と、若者の「居場所」づくり
東北視察の3日目は、青森県八戸市を訪問いたしました。
視察テーマは、八戸ポータルミュージアム「はっち」および、それに隣接する広場空間「マチニワ」を活用した中心市街地活性化の取り組みについてです。
現在、我が秦野市においても計画が進んでいる「多世代交流施設」の今後の運用の参考とするべく、先進的な事例をじっくり見学させていただきました。

「はっち」を視察して特に印象的だったのは、単なる交流拠点にとどまらず、若者の居場所としての機能や、地元のアーティスト・起業家(スタートアップ)を育成する仕組みが実に見事に組み込まれている点です。
館内では、創業希望者に対して一定期間、格安でスペースを提供。ここでビジネスの基盤を安定させた後、最終的に八戸市の中心市街地での店舗・事務所開設へとステップアップを誘導していくプログラムが実施されていました。

「施設内で育て、街へと送り出す」——この循環を生むインキュベーション施策は、秦野市の多世代交流施設や中心市街地の賑わい再生においても、ぜひ取り入れたい非常に有効なアプローチだと感じました。

◇伝統文化が街のシンボルに:「マチニワ」に見る空間演出
続いて見学した屋内広場「マチニワ」には、八戸の誇る「八戸三社大祭」の豪華絢爛な山車(コンパクトサイズ)が常設展示されており、ガラス越しの通りからも一目で引きつけられる素晴らしい構造となっていました。

視察した夜間には、ちょうど子どもたちによるお囃子の練習・演奏が行われており、通りがかる多くの観光客や市民が足を止めて写真や動画を撮影する光景が見られました。伝統文化を日常の街の中に溶け込ませることで、街のシンボルとして、また強力な観光PRとして大きな効果を上げていることを肌で実感いたしました。

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