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会派視察2日目は、弘前市(市民参加型まちづくり1%システム)

◇市民が主役のまちづくり:スピード感とハードルの低さが鍵
会派視察の2日目は、青森県弘前市を訪問いたしました。
今回のテーマは、市民の主体的・自発的な地域活動を力強く後押しする「市民参加型まちづくり1%システム」です。

この制度は、個人市民税の1%相当額を財源枠とし、市民が自ら企画・実施するまちづくり事業の補助金として還元・活用する取り組みで、市長の熱い想いからスタートしたとのことでした。

実際に仕組みを伺って特に感銘を受けたのは、申請する市民側の視点に立ったスピード感とハードルの低さです。
①一般部門(上限50万円): 申請団体がプレゼンを行い、審査員がその場で評価。なんと参加者が帰宅するまでに採択の可否が提示されるという異例のスピード感
②スタート部門(上限10万円): 書類選考のみとし、若い世代や立ち上げたばかりの団体でも気軽にチャレンジできるようハードルを下げています。

「まずは市民に一歩を踏み出してもらい、最終的には自走できるよう継続的に伴走支援する」という行政の温かく前向きな姿勢が非常に印象的でした。

◇自治会活動との棲み分けと、秦野での活用の可能性
秦野市においても「地区まちづくり委員会補助金(上限100万円)」など、自治会をベースとした地域活動への手厚い支援制度が存在します。

弘前市の「1%システム」が素晴らしいのは、こうした従来の自治会組織への補助とは明確に目的を分け、学生から大人まで「新しいアイデアで地域の賑わいを生み出したいサークルや任意団体」をターゲットに据えている点です。
年間2,000万円強の予算枠で、多種多様な市民活動が街の賑わいを創出していました。

実は私自身、議員になる前に横浜市で同様の市民協働の先進取り組みを見学した経験があり、以前から強い関心を持っていました。
行政主導のまちづくりから、市民が主役となる「協働のまちづくり」、今回学んだスピード感や柔軟な制度設計を参考に、秦野の地域特性に合った新たな市民参画の仕組みづくりへ向け提案を重ねてまいります。

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